youtubeなどで音楽動画を見ていると、どれもお洒落でかっこいいデザインになっている。特にいいなと思ったのが、画面の真ん中にロゴが配置されており、それが音に合わせてロゴが動くようになっているものがある。どうやらオーディオスペクトラムというらしい。自分でも作ってみたいなあとチャレンジしてみたので、今回はオーディオスペクトラムの動画作成についてまとめてみた。
オーディオスペクトラムとは?
ちなみに私は正直こういうPC関係の話には疎い人間なので、変なことを言ってたらすみません。そもそも私がいいなと思ったのはこういうやつである。
真ん中にロゴがあって、それが音に合わせて動くやつだ。そもそもこれをなんと呼ぶかすらわかっていないところからのスタートだったのだが、どうやらオーディオスペクトラムと呼ぶらしい。
調べていく中で、私が出来そうな範囲だと、
の3つがあるということに行き当たったわけである。最終的にはUrmusicを使ったが、お金や技術があれば上記2つでも良いのかと思う。
Adobeのアフターエフェクトを使う
本来はこのAdobeのアフターエフェクトというソフトで作るのが王道のようだ。これがあれば、オーディオスペクトラムも簡単に作れるようだし、動画編集をする中で様々なエフェクトをかけたりなどいろいろできるようだ。いいなとは思うのだが、問題はお値段である。
月額制となっており、月2480円。1年だと3万近くする。しかも買い切りじゃないので、長く使えば使うほど金がかかる。世の中結局金だよ、と言われているようで辛いのだが、オーディオスペクトラムに憧れただけで、この金額を出すのはなかなか手を勇気がいる。というわけで断念したのである。
AviUtlを使う
これは無料のソフトである。作るには非常に技術がいるようではあるが、AviUtlを使えば、お金がかからない。これで頑張るかとなったのだが、AviUtlはWindowsでしか使えない様子。残念ながら私のpcはMacであるという事で断念した。
Urmusicというサイトを使う
自分の好きな曲を使って、オーディオスペクトラムを作ってくれるサイトである。
今回はこれを使ったわけだが、個人的にはこれが一番現実的かなと思った。ソフトのインストールやらなんやらがいらないし、無料で作ることができる。しかも作成も簡単で、あっという間に完成してしまうのだ。私のように、なんかオーディオスペクトラムかっこいいかも!と思った程度の人間には十分すぎるクオリティである。
ただ無料ということもあり、ある程機能は限られていると感じた。ブラウザはFirefoxを使うことを推奨されているし、またブラウザ上で動くだけなので、動画編集用として使うには、別途画面をキャプチャする必要がある。
というわけで、ここからはUrmusicでのオーディオスペクトラムの作り方を簡単にまとめてみる。
Urmusicの使い方
下記にアクセスをすればサイトに飛べる。
Urmusic is a fun browser app to create and share your own mu…
こんな感じの画面が出てくるので、音楽データを画面にドロップダウンする。
また、左上にある三本線を押すと色々英語が出てくる。そこから「Setting」の右横の矢印を押すと、オーディオスペクトラムのパターンが選べるようになっている。
その中の「Dubstep guitar」「Drop the Bassline」が使いやすいと感じた。
今回私は「Dubstep guitar」を選んだ。
対象の音楽データや画像をドロップダウンしていく事で作ることができるのだ。
中の真ん中0~5にある数字を選ぶと「Background」や「Image」などが出てくる。
「Dubstep guitar」のモードの場合、0を選ぶと背景を、5を選ぶとロゴを選択できるようになっている。後はサンプル画面の背景や、円形のところにデータをドロップダウンすればようになる。その他、2や、3のタブを選ぶと、スペクトラムの円形の色や大きさなどを変えることができるようだ。ロゴの代わりに文字を入れたりもできる。
とりあえずシンプルにロゴと背景を変えたら出来上がりである。左下に再生と一時停止ボタンがあるので、押せばスタートする。
おお、動く。動く。無料だし、最低限のデータとしては十分である。
ちなみにロゴや背景のデータも私が一から作ったわけではなく、Canvaというサイトでサンプルを加工しただけである。
ここも円形ロゴなどが簡単に作れ、無料のコンテンツも多いのでおすすめだ。
画面キャプチャをしないとデータとして保存できない
そうやって無事に完成したのだが、このサイト、動画をデータとして保存ができないのだ。あくまでブラウザ上で動くだけなので、動画編集をするには画面をキャプチャする形で保存するしかないようだ。
Macの場合は以下を参考にした。
shift+command+5を押すだけだ。キャプチャ画面が現れるので、選択部分を選んで録画をする。
ただ上記だと音は拾えないのである。私の場合は別途iMovieなどで元の音源と当て込みながら動画にする、というやり方をしている。
まとめ
今回はUrmusicを使ってのオーディオスペクトラムの作り方についてまとめてみた。アフターエフェクトを使うのが一番良さそうだが、まずは無料でやってみたいという方はUrmusicというサイトで試してみると良いと思う。