人生が劇的に楽になる!ADHDにはアップルウォッチ導入が効果的!

私はADHDだ。何とか生きていくことはできているが、とにかく忘れっぽく、思考が次から次へと飛んでいくし、集合時間も必ずギリギリ(というか間に合わなくなること多々あり)になる。

そんな自分に嫌気がさし、何とか改善の余地はないかと思っていたところ、別のADHDの方がアップルウォッチをおすすめされていたので購入してみた。導入して1ヶ月経つが、生活をかなり改善することができたので、似たような悩みを持つ人にもぜひおすすめしたい。

 

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アップルウォッチはADHDの困りごとをしっかりとカバーしてくれるよ!

私のポンコツ具合

私の困りごととしてあげられるのは大体以下の通りだ。(恥を承知でさらします)

  • LINEに気付かず、未読スルー。連絡がつかず相手に迷惑をかける
  • 忘れっぽいので、スケジュールをすっぽかす。やろうとしたことはとにかく忘れる
  • 先読みができず時間管理が下手。よく遅刻する

正直まずいことは他にもたくさんあるのだが、この辺りは人にダイレクトに迷惑をかけちゃうのでいいかげん何とかせんとダメだよね。。。と感じているわけである。

( ちなみにADHDの対策として下記の記事がおすすめなので読んでみて欲しい↓)

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アップルウォッチが非常に便利

そんな時、某発達障害向け有名サイトで、ADHDの人はスマートウォッチを使うといいよって記事を読んだ。電話やiPhoneへのLINEの通知をスルーしちゃう私にとって、時計から確認できるってのは良いと思い、アップルウォッチを買うことを決意したのである。

正直、購入前は毎日充電しないといけない時計なんぞかえって不便なんじゃないのかと半信半疑だったが、実際に使ってみて、なるほどこれは非常に良い物である。と実感した次第だ。

先ほど書いた私のダメな部分をかなり補ってくれ、何とか日常生活を送れるまでにサポートしてくれるのである。買って1ヶ月ちょっと経つのだが、これがない生活がもはや恐ろしい。

当時は、Series 6とSEが発売されたタイミングだったこともあり、比較した結果お安い方のSEを買ったのだが、問題なく私の困りごとにダイレクトに答えてくれる。

機能差は専門サイトなどで細かく書かれているが、分かりやすい違いは時計の画面が常時表示されるかしないかだと思う。(SEは手首をクルッとさせると画面が現れる)そりゃ常時表示してくれた方がありがたいが、個人的にはそこまで気にならないのでSEで満足している。

メッセージがきたら振動で通知

私が導入を決めた一番の理由はこれである。LINEをはじめとしたメッセージがきたら、振動して通知をしてくれるのである。

スマホ見てりゃ気付くだろ、お知らせ装置までいる?とツッコミたくなる人もいるだろうが、これが私にはとても重要なのである。

ADHDをパートナーに持つ人にはお分かりだろうが、我々はしばしば音信不通になる。

しかも大事な時に限って連絡がつかない。急いで確認したいことなどがあるときなどは最悪である。私はこれで何度も妻からの連絡を無視し、怒らせてきた。

別にこっちだって意地悪で返信をしていないわけではない。私にとって、ながらスマホは難易度が高すぎるのである。基本的に一度に一つのことしかできないので、移動中に何かするのは苦手だ。油断すると人にぶつかったり、スマホを落として大惨事、みたいなことを起こしてしてしまう。

そうするとこっちもそれなりに学習し、だんだん外では携帯を見ないようにしようってなる。ただ一度カバンに入れてしまうと、スマホを確認することなんぞ忘却の彼方へ行ってしまう。気づいたら1時間はゆうに過ぎており、恐る恐るLINEを開くと、妻からは鬼電と怒りのメッセージの嵐。いや、考えただけで恐ろしい。

アップルウォッチはそんな私の悩みにダイレクトに答えてくれる。通知がきたら手首で振動してくれるので、必ずLINEのメッセージに気が付く。万が一そこで返信を忘れてしまっても、画面を見れば、通知が随時確認できる。

しかも簡単な返信はアップルウォッチからワンタッチで定型文が返信できるので、いちいちカバンからスマホをゴソゴソする必要がないし、スマホどこどこ!?ってパニックになることも起こらない。

この定型文のワンタッチ返信は、ADHDあるあるの先延ばし癖もうまくカバーしてくれる。実際これのおかげでLINEのスルー癖が無くなり、妻を怒らす火種が減って助かっている。

ちなみにLINEはリマインくんというリマインド機能があるので、これを活用することで、タイミングよく通知を受けることができる。帰り道に買いたいものがある時など、ちょうどお店を通りそうな時間に通知の設定をしておけば、直前で思い出して買えるのだ。

帰りにトイレットペーパー買ってきてね。なんていう私にとっての永遠の難題も、これで解決できるようになったのである。(リマインくんに関する記事はこちら↓)

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スケジュールも常に表示可能

またアップルウォッチは表示したい内容を選択できる。そのため、自分のスケジュールをトップ画面に随時表示できるのも私にはありがたい限りである。

ADHDの特性として、予定をスケジュール張に記録したのにそれを見るのを忘れる。という謎な特性があるが、これがあることで常に予定を視界に入れられる。予定の時間が来れば、振動で通知もしてくれるし、画面をタッチすれば、1日のスケジュール確認もできる。

カバンをゴソゴソし、手帳どこどこ!?ってパニックになることがなくなるのだ。慌てて手帳を出したら、ついでにカバンから荷物が全部ぶちまけちゃった、なんてこともなくなるのである。

スケジュール管理といえば最近の電車の乗換検索アプリは、検索した内容をそのままスマホのスケジュールに飛ばせるものが多く、しかも移動の時間も含めたタイミングできちんと通知をしてくれる。

おかげで家を出る時間を先延ばしにすることがなくなった。調べても電車の出発時間や乗り替え方法をすぐに忘れたり、家を出る時間をイメージするのが苦手な私には、神のような機能である。いやはや、現代の文明社会に感謝だ。

持ち物もリマインド通知で

朝起きてから、毎日の持ち物もリマインダーで通知を飛ばすようにしている。ここに朝の持ち物リストが書かれてあるので、忘れ物が激減した。以前はホワイトボードに書いたり付箋などで前は管理していたが、場所をとる。

しかも慣れてくると目線に入らなくなってスルーしたり、付箋を無くしたりするが、通知がくると手元でワンタッチで確認できるので、忘れることがなくなった。忘れ物大臣もこれでお役御免なのである。

スマホの場所を音でお知らせ

ADHDの人たちがやりがちな困りごととして、とにかく物を落としたり無くしたりすることがある。当然スマホもなくす。数え切れないくらいスマホを紛失する。アップルウォッチはその辺りもしっかりとサポートしてくれるのだ。

自分のiPhoneとウォッチの距離が離れると通知が表示されるので、これで落としたりしても早い段階で気づくことができる。

また、家の中でもiphoneがいなくなることもあるあるだと思う。アップルウォッチからiPhoneの音を鳴らすことができるので、これを使って発見できる。私は遅刻の理由第3位くらいに、家を出る前になってスマホが見つからない!探してたら遅刻した!なんてことがあるのだが、これでそんな悩みともおさらばである。

電池の持ち具合は?

よく言われている電池の持ちが悪いという評価だが、正直1日くらいなら電池はきちんと持つ。

1時間も充電しておけば100%に回復するし、磁気充電で、ドックの上に置くだけなので、あまり充電に関して煩わしいことはないと感じている。私は夜お風呂に入るタイミングで充電をするようにし、あとは1日つけっぱなしでOKである。

むしろつけっぱなしにしておかないとアップルウォッチをなくしかねないので、私はお風呂以外は極力つけっぱにしている。

ちなみにこういう充電スタンドで、スマホなどとまとめて管理している。充電のコンセントの線がぐちゃぐちゃにならず、スッキリ整理できるのでお勧めだ。

まとめ

人によってはスマホで確認できることをなんでわざわざ腕時計に通知する必要があるの?と思うかもしれない。ただ身体に張り付いているものが通知してくれる、ということが私にとっては大切なのである。

スマホだとちょっと目を離すとどこかに行ってしまったり、TPO次第では確認をすることができなかったりするが、時計ならすぐに確認できるのも便利だ。

正直導入するまでは私もアップルウォッチ?しゃらくせえ。意識たけーやつが付けるもんだろ、なんて思っていたが、とんでもない。アップルウォッチは私のような悩みを持つADHDの人にこそ向いている。人生を変えるんじゃないかってレベルだ。

 

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何よりアップルウォッチを使い始めたおかげで、自分に自信を持てるようになりました!

実は最近、転職をしたのだが、思い切ってチャレンジできたのも、アップルウォッチのおかげで仕事のミスが激減できるようになったからである。(ちなみにコロナ禍での転職活動の変化についてまとめているので、転職に興味がある人は読んでみてほしい。)

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